0828の日記

 

 

2年前の同日に同じ題名のブログを書いていたらしい。この2年間本当に色々なことがあった。たくさんの悲しいこと、喜ばしいこと、苦しいこと、楽しいことがあった。そして少しの出会いや別れがあった。その全てに意味があった、なんて微塵も思わないけれど、それらはずっと僕を苦しめるし、ずっと僕の希望でもある。

 14歳のころ、16歳になったら死のうと思っていた。しかしいざ16歳になってみれば、18歳になったら死のうと思っていたし、そして18歳になっても、来年死のう、と思い、19歳になると、20歳になったら、と怖気付き、そして、20歳になってみれば、自分がいま死んでもなんにも美しくなくなってしまった、ということに気付いた。実際いつ死んでもなんにも美しくなんかないのだけれど、その事実のおかげで生きながらえているような気がしている。

 この一年間、常に自分のとなりに「死」が存在していたからか、絶対に脳が縮んだ。頭にもやがかっているような感じがするし、判断力も鈍っているし、頭の回転も確実に遅くなった。常に焦燥感や不安感に襲われている。健常者になりたい。

  世間の言う「大人」になってから、人生の節目みたいなものがわからなくなっている。というか、明確に節目が存在しない。だから周りの人たちは家を建てたり、車を買ったり、結婚や出産をするのかもしれないと思った。それらをしないと、人生が平坦すぎる。僕の人生は、きっとこれから一生真っ平らである。

 でも今日は焼肉を食べたのでちょっと凸の部分が生じた。これからは毎日焼肉を食べる。

 

 さようなら